ガイドブックには載っていないイギリスの楽しみ方お伝えします。

Tips for Walkers

皆さまこんにちは。
ブログの管理人、ヒロです。
ガイドブックには載っていないイギリスの楽しみ方を皆さんにお伝えしたいと思い、このブログを立ち上げました。私はイギリスに5年間駐在していたのですが、日本から遊びに来た友人にイギリスの楽しみ方をお伝えしてとても喜ばれていたので、その中でもあまりガイドブックで紹介されていないウォーキングやハイキングの楽しみ方とそれに関連する情報を中心にブログで紹介していく予定です。
特に直近の1年はほとんど日本人の住んでいない湖水地方の街で生活していましたので、観光地として有名な湖水地方に関しては豊富な情報をお届けできると思います。具体的にはウォーキング・ハイキングコースの紹介とその時使える便利なアプリや商品の紹介などを考えています。

出来るだけ読みやすくちょっと役に立つサイトを作りたいと思います。よろしくお願いします。

Place for walkers : お勧めの場所とウォーキングコース

イギリス人はフットパスのウォーキングが大好き

イギリスにはフットパスと呼ばれる歩行者のための道がイギリス全土に網の目のように走っています。パブリックフットパス(Public Footpath)とも呼ばれる公共の散歩道ですが、普通の散歩道だけでは無く、牧草地の中を歩いたり個人のお宅の私有地の中を歩いたりもするちょっと変わった歩行者の為の道です。 

これらのフットパスは、イギリスの通行権(Right of way)という、もともとそこが公衆の通路として使われていたものであれば現在それがどういう用途で使われていようとも歩くことが出来るという考え方のもと、国有地・私有地の区別無く歩行者が歩くことを楽しむための道として法律で規定されているものです。週末になるとそういうフットパスを歩く大勢のイギリス人を見かけますが、ウォーキングが大好きなイギリス人だからこその権利なのでしょう。

フットパスは、川沿いに100キロ以上続く長いコースから住宅地の中の家と家の間を抜ける狭い路地の様な短い道、羊や馬の脇をすり抜けていく牧草地個人のお宅の門を開けて家の庭を抜けて行くコースなど千差万別。フットパスの入り口にはたいてい次に歩いていく方向を示す矢印があるので、その矢印が示す方向に歩いていき次の矢印を探す、というちょっとした宝探しゲームの気分が味わえる楽しみもあります。 

牧草地のフットパスだと、羊や牛のすぐ脇を歩くことになるので、羊や牛が石垣や柵の外に逃げ出せないようにフットパスの入り口には扉だけがあります。時には石垣を超えるために石の段や梯子が設置されており、ちょっとしたアスレチックゲーム感覚を味わえるのもフットパスウォーキングの楽しみです。

ロンドンのテムズ川沿いにも全長300キロ弱もあるテムズパス(Thames Path)と呼ばれるフットパスがあって、週末は大勢のイギリス人が散歩するとても気持ちいいウォーキングコースなんですよ。

フットパスウォーキングは観光客には無理?

しかしそういう楽しみが味わえる一方、一回コースを間違えると完全に道に迷ってしまい目的地とは全く別のところにたどり着いてしまう恐れもあるので、観光客が知らない街のフットパスを歩くのはちょっと勇気がいります。ロンドンのフットパスはまだグーグルマップの上でも道として見えている事が多いので大丈夫ですが、地方のフットパスはグーグルマップには載っていない事が多く、自分が歩いていく先がどこにたどり着くのかわからないままのフットパスウォーキングは旅になれた人でもなかなか出来るものではありません。

フットパスは歩いているうちに2方向・3方向に道が分かれていくので、私も何度も道に迷いました(汗)

まずはおうちでフットパスウォーキングの魅力を体感してください。

ただ素敵な庭園のある邸宅の間やとても気持ちのいい田園風景の中を歩くイギリスの魅力が満載のフットパスウォーキングは、イギリスに来た方にはぜひ体験してもらいたい一番のお勧めです。このブログでは私自身が歩いたイギリスのフットパスのコースを紹介していきます。
しばらくはコロナウィルスのため海外には旅行に行けないでしょうから、そういう方のために出来る限り地図と写真・動画で自宅に居ながらコースを歩いた気分になれるように工夫しました。
まずはおうちでイギリスのフットパスウォーキングをお楽しみください

湖水地方だけで無く、コッツウォルズ、エジンバラ、グラスゴー、ヨークなどの地方都市のグーグルマップでは見つけられないコースガイドや、ガイドブックではあまり紹介されないロンドンの観光ガイドを作っていく予定です。

Tips for walkers : お勧めのアプリや旅のコツ

グーグルマップは役立たない?

上にも書きましたが、地方のフットパスコースはグーグルマップの上には出て来ない事が多いので、牧草地や林の中のフットパスの上でグーグルマップを開いても、今歩いている道がこの先どこにたどり着くのか全くわかりません。フットパスに置かれている目印の矢印の大半は、ただ単にその矢印の場所から次の矢印まで歩く道の最初の1歩の方向を指しているだけでその先の地名は載っていないので、歩き始めた後に道が右に左に曲がり始めると、今歩いている道が自分が行きたい方向に向かっている事を神に祈りつつ、一体自分がどこに向かっているのかわからないまま前に進むしかありません。自分がどこに居てどの方向に歩いているかはグーグルマップでわかりますが、歩いているうちに道がだんだん曲がって行き全然別の方向に向かっていき始めると本当にドキドキします。

私は何度もドキドキしながら山の中を歩き、気が付くと全然予定と違う場所にたどり着いた事がありますが、日が暮れてくると本当に心細くなります。

ご安心ください。このブログサイトをスマホで開けば大丈夫。

それでは実際にフットパスのウォーキングが出来るようになったとして、どうすれば迷わずに歩けるのでしょうか? 
ご安心ください。このブログでは下にあるようなウォーキングコースのルート地図をグーグルマイマップで作ってあるので、このブログサイトをスマホで開きコース地図の右上の四角をタップするとスマホのグーグルマップの上で自分が居る場所とコースルートの両方が見えるように設定しているので、それを見ながら正しい方向に歩いて行けます。 

グーグルがマイマップの共有の条件を変えない限りは大丈夫なはずです。(業務用のパソコンやスマホの場合、地図がきちんと見えない事もありますのでご注意ください。通常の個人のパソコンやスマホでは問題無くコース地図が見れるはずです。)

ほかにもイギリスで使うと便利なアプリの使い方を紹介します。

そのほかにも、海外で使うと便利なアプリの紹介やその使い方についてご紹介していきます。私がこのサイトに載せる情報を集める事が出来る様になったのも、そういうアプリの使い方を覚えたから。そういうアプリの使い方を覚えた後は、どんな山の中の道でも全く迷う事も無く自分が行きたいところに予定通りの時間で歩けるようになりました。そういうアプリの使い方や使う時のコツは順次ご紹介していきますので、それさえあればイギリスのフットパスウォーキングは全然怖くありません。

そういったアプリはイギリスのトレイルランニングが好きなスタッフに教わりました。特にOS Mapというアプリはイギリスの全てのフットパスをカバーしており、若干老眼気味の私でも見やすい地図の上でフットパスのコースがわかるとても便利なアプリですので、イギリスの地方に行かれる方はぜひお使いください。アプリの使い方紹介のページをこの先少しずつ作っていきます。

Goods for walkers : お勧めのグッズ

気楽なハイキング・ウォーキングを楽しむ人の為のグッズ

このブログでは、ウォーキングやハイキングをする時のお勧めのグッズも紹介していきます。
私自身が真剣な山登りやランニングを全くやらず、気楽なハイキングやウォーキングをする程度で、走ったとしても軽ーくジョギングを30分もしたら十分という程度の人間ですので、そういう方にもお勧めのグッズを中心に紹介していこうと思います。イギリスに旅行に行くときだけでなく、普段のウォーキングやジョギング、日本でのハイキングでも楽しめるお勧めの商品を選んでいきます。

Inov-8 : トレイルランニングブランドの靴が気楽なウォーキングシューズ?

そのお勧めグッズの中で、最初に取り上げていくのがイギリス湖水地方に本社のあるトレイルランニングのシューズのトップブランド、Inov-8 (イノヴェイト)の商品。 山野を走り回る過激なトレイルランニングで有名なブランドのシューズなので、どこが気楽なハイキング・ウォーキング向けの商品だ、という突っ込みが聞こえてきそうですが、私の様な気楽なウォーキングやハイキングしかしないおじさんが履くシューズとしても最適の商品がたくさんあります。

https://www.inov-8-jp.com/

Inov-8のシューズはトレイルランニングのトップランナーが最高のパフォーマンスを出すためにさを追求しながらも柔軟でグリップ力の高いアウトソールを持つような設計をされていますが、その軽さや柔軟性の高さ、グリップ力の強さは私の様なちょっとシニアなおじさんのカジュアルなウォーキングやハイキングもとても快適にしてくれるものです。雨の中でも問題なく履けるゴアテックスを使った防水商品の種類も豊富なのでの旅行用の靴としても最適です。
正直言うと、イギリスの湖水地方に居たのがこのブランドの仕事だったので、自分が扱っていたブランドを推薦しようとしていますが、絶対の自信をもってお勧めできる商品です。

私自身が最初は全く自分には関係無いシューズだと思っていたのに、履いているうちに大ファンに変わっていったので、その良さはうまくお伝えできると思います。ノーベル賞素材のグラフェンを使ったシューズもありますので、その魅力をこれから一つ一つご紹介していきます。

City and Trail Walkers : 街と野山を楽しもう

私はイギリス以外にも、アメリカ・アジア・中近東にも住んだことがあり、海外駐在はトータル19年、行ったことのある国は90か国ほどになるので、よくどこの国が一番でしたかという質問を受けますが、答えはいつも「断トツ一番は日本ですが、海外ではイギリスが一番好き。」というもの。そのイギリスで一番好きなのが、どの街に行っても市街地から一歩外に出ると素敵な庭園をかかえる住宅地を抜けて自然の林や野山を歩けるウォーキングの楽しさ。ほんの短い1時間前後のウォーキングでも街から住宅地、野山と大きく変わる風景を堪能できる楽しさを皆さまにうまくお伝えできればと思います。

ここまでお付き合いしていただきありがとうございました。
ブログ初心者ですので、下手なところ、読みにくいところもあると思います。平日日中は普通のサラリーマンですので、ブログ制作は帰宅後や休日。そのためのんびりしたペースで記事をアップロードしていくことになると思いますがご意見いただければ幸いです。